今回はスタイリング剤のつけ過ぎは本当に危険だというお話をしていきます。

うちに初めて来られるお客様でも、
「髪が傷んでどうしようもないからスタイリング剤でまとめている」
という方は非常に多いです。

これからどんな危険性があるのか詳しくお話していきますが、結論から言うと、

1.毛髪体力が弱くなる
2.髪の毛がベタベタになる
3.頭皮トラブルの原因になる

この3つの危険性があります。

キレイに見せたいという想いが強いあまり、逆に髪の毛を傷めてしまうという悪循環になるなんて悲し過ぎますよね。。

なので是非この記事を最後までご覧になって、スタイリング剤との付き合い方や対策をしっかり学んでください。

それでは、早速解説していきます!

①スタイリング剤の種類

1.オイル
2.ワックス
3.バーム
4.スプレー
5.ジェル
6.ムース

など様々な商品が市場に出回っています。

適度に使えばとても便利なのですが、過度な使用方法は髪を傷める原因になってしまうので危険性を知った上で正しく使いましょう。

特にハードスプレーやワックス、ムース、ジェルなどは1回のシャンプーでは落ちにくいので2回は洗ったほうがいいです。

※参考画像lebelのTRIE

②スタイリング剤の危険性

1.毛髪体力が弱くなる

毛髪体力とは、髪の毛の余力のようなものです。
余力が少なくなるど、パーマが綺麗にかからなくなってしまいます。

また、過度にコーティングされる事で髪に栄養が届かなくなってしまうだけでなく、剥がれる時に健康なキューティクルも一緒に剥がれやすくなってしまいます。

●パーマなどのかかりが悪くなる
●キューティクルが剥がれやすくなる
●髪に栄養が届かなくなる

2.髪の毛がベタベタになる

スタイリング剤が髪に残っていると、頭頂部の立ち上がりが弱くなり、ボリュームがでなくなってしまいます。

また、オイリーになって毎日洗っているのに洗ってないように見えてしまい、サラッと軽い質感がでなくなってしまいます。

●ボリュームが出なくなる
●洗ってないように見える
●軽い質感が出ない

3.頭皮トラブルの原因になる

髪に残ったスタイリング剤は最終的に頭皮にまで付着して痒みや臭いの原因にもなってしまいます。

また毛穴が詰まる事で栄養も届きにくくなり、抜け毛やうねりの原因にもなってしまいます。

●頭皮が痒くなる
●臭いの原因になる
●抜け毛が多くなる

髪の毛が傷んでいる意外な原因とは?

③効果的な対策

先程の3つの危険性を知った上で、これから「じゃぁどうすればいいのか?」2つの効果的な対策について解説していきます。

1.頭皮と髪のクレンジング

◎2回シャンプーする
◎その日のうちに洗う
◎泡立てた状態で2〜3分放置
◎乾いたタオルで泡を密着

まず大前提でその日のうちに洗わないと、髪の毛や頭皮への付着が強くなり、スタイリング剤や老廃物は取れにくくなってしまいます。

流さないトリートメント程度であれば1回でも大丈夫ですが、ワックスやスプレーなどセット力が強くベタつく時は必ず2回洗うようにしましょう。

裏ワザで特にベタつきが残っている方は、シャンプーを泡立てた状態で乾いたタオルを密着させ水分を取り、もう一度シャンプーをつけて2〜3分放置してください。

そうする事で、よりキレイに髪と頭皮がクレンジング出来ますので栄養が入りやすい状態になります。

2.使用方法の改善

◎軽めのスタイリング剤にする
◎使う量や回数を減らす
◎オイル→熱はNG
◎美容室で傷ませない施術にする

まずお伝えしておきたいのが、スタイリング剤に頼り過ぎるのはやめましょう。

スタイリング剤を軽くセット力が弱いものにした方が髪の毛や頭皮には残りにくくなります。

ですが、物足りないからと言って何度も大量に重ねてつけるのもNGです。

また意外と知られていないのですが、流さないトリートメントのオイルは乾かす前ではなく、乾かした後に使ってください。

オイルはドライヤーやアイロンの熱から守ってくれる役割もあるのですが、熱を加える事で過度なコーティングになりやすく、続けていると毛髪体力が減るのはもちろん、髪が細く弱々しくなってしまいます。。

スタイリング剤に頼りっきりになる前に、そもそも美容室やホームケアで傷ませないよう予防するのが美髪への1番の近道になりますので気をつけましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?
スタイリング剤はとても便利な道具ですが、使い方を間違えると傷む原因にもなってしまいます。

今回の内容をまとめると、

●スタイリング剤の危険性
1.毛髪体力が弱くなる
2.髪がベタベタになる
3.頭皮トラブルの原因になる

◎効果的な対策
1.頭皮と髪のクレンジング
2.使用方法の改善

正しい知識と使い方を学んで、大切な髪をしっかり守ってくださいね。